春日部市永沼
「お地蔵様」
T-BOX造形教室のすぐそばに、東武野田線という路線が通っていて、電車が走っているところが教室の庭や２階のベランダから見えます。
何年か前に「アーバンパークライン」という愛称がついて、多くの沿線の住民が仰天した、田園地帯を走る路線です。
そして、造形教室の近くの踏切の前に、このお地蔵さんがおられます。徒歩や自転車で、踏切を通って教室に来る人はよく目にしているのではないでしょうか？
このお地蔵様、田んぼを背景にした、のどかなたたずまいながら、手を合わせるときに、ふと見ると、造形が見事で、ちょっとドキッとします。石でできているのだけど衣の柔らかさも表現されてて、昔から達人がいたのだ…と、あたりまえのことだけど毎回、不思議な気分になるのです。
「新堀川の野損橋」
T-BOX造形教室の生徒さんの８割ぐらいは、来るときこの橋を見ているんじゃないかと思っているのですが。どうでしょう？めちゃくちゃ見覚えありませんか？（笑）
私は、この川の、しげった草木の緑や、管やタンクのメカっぽい所を見るのが好きなんですね。
「ふしぎな生き物がいるんじゃないか…」と、たまに、子供みたいなことを考えてしまいます。
この小川の横に工房を構えている 平島先生曰く
「水辺の生き物が多く、たまにカワセミもくるんだよ。」とのこと。
しかし、ゴミのポイ捨てがとても多く、多くのゴミが川に沈んでいる状態がとても気になっていたそうです。
2020年の春に数回、先生自らゴミ拾いをして、個人では動かせないゴミ等は春日部市の河川課にお願いして、だいぶきれいになったそうです。
ほりくみさんのインスタグラムではイラストを中心に
ほりくみさん視点の春日部情報などが観られます。
ぜひご覧ください。
ほりくみ
T-BOX造形教室より
今回858-市がオンライン開催になるにあたり、いつもの858-市が感じられるようなコンテンツが欲しいと思っていました。作家さんたちの紹介や生徒さんの成果発表だけではなく他の何かが858-市にはあるよなぁと考えていました。そこでひとつ思いついたのがこのほりくみさんのコンテンツです。普段の858-市でも発表してくれているシリーズですが、オンライン開催だと普段は遠くて来れないひとも見られるし、春日部の何気ない景色を優しいタッチで描いているほりくみさんに春日部や858-市に来た時に見える風景を紹介してもらうことにしました。
普段から目にしている景色をちょっとおもしろい視点で捉えるほりくみさん。T-BOX造形教室のすぐそばにある景色を切り取ってくださいました。毎日目にしているわたしたちも、こうしてイラストと文で切り取って見ることで、新鮮な気持ちで野損橋とお地蔵さんを感じられるようになりました。
ほりくみさんにはお忙しい中、快くご対応いただきました。ありがとうございました！